ご挨拶

中部国際空港株式会社 代表取締役 友添 雅直

 中部国際空港セントレアは、地域の熱意と期待を担い、民間主導で造られた初めての空港です。開港以来、安全・安心で利便性の高い空港の実現を基本に、「航空ネットワークの拡充」と「地域に愛され、親しまれる空港づくり」を目指し、空港運営に取り組んでまいりました。

 「安全・安心」の確保については、お客様や事業者の皆様から信頼される空港であり続けるために、セントレアが目指す量的成長や質的変化にも確実に対応し、安全管理システム(SMS)が空港全体で有効に機能し、常に安全・安心な空港であり続けることを目指してまいります。

 航空ネットワークの拡大につきましては、これまで、エアポートセールスなど地域と一体となって取り組み、アジア路線を中心とした新規就航や増便という成果につなげてきました。今後も、中部9県が推進する「昇龍道プロジェクト」と、「LCC」を成長エンジンとし、セントレアを基点とした利便性の高いネットワークを構築することに努めてまいります。
また、航空貨物についても、航空機部品や農産品など、地域の主要産業における輸送インフラとしての使命をしっかりと果たすべく、さらなるネットワークの拡充や機能強化に取り組んでまいります。

 訪日外国人旅客が拡大基調にある中、その環境の変化には適切に対応しなければなりません。必要な施設の整備や仕組みを構築するとともに、国内外のお客様が快適にご利用になれるように、きめ細かいサービスの提供を心掛けてまいりました。
セントレアは開港以来、空港で働く全ての事業者、スタッフと連携し、CS向上に取り組んでおります。その成果として、2015年にスカイトラックス社が実施した顧客サービスに関する国際空港評価では、セントレアは「ワールド・ベスト・リージョナルエアポート」、5年連続の「ベスト・リージョナルエアポート・アジア」、「旅客数規模別部門第1位」を獲得しました。今後もお客様から選ばれる空港であり続けるために、関係者と一体で取り組むCSマインドに磨きをかけるとともに、施設整備についても時期を逸することがないよう取り組んでまいります。

 商業事業については、多様化するお客様のニーズに伴う旅客ターミナルビル内の戦略的リノベーション実施や訪日外国人旅客の拡大へも対応できる免税店やサービス機能の拡大などに取り組むとともに、空港ならでは魅力の創出に努めてまいります。
また、開発が進む中部臨空都市空港対岸部との連携や、異業種・同業種を問わず、パートナーシップの構築を積極的に推進し、さらなる事業領域の拡大を図ります。

 今後の中部地域のさらなる発展に貢献し、ひいては日本の成長を支える重要な空港インフラとしての役割を果たすため、開港10周年の節目を「第2の開港期」と位置付け、これからもセントレアグループ一丸となって様々な取り組みを進めてまいります。

 今後とも中部国際空港セントレアを、よろしくお願い申し上げます。

中部国際空港株式会社
代表取締役社長 友添 雅直