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構想段階における環境配慮

航空機騒音に配慮して、海上に空港を建設しました

陸域への航空機騒音を軽減するため、滑走路の位置や飛行経路について工夫しています。
航空機騒音に係る環境基準を超える地域は、すべて海域にとどまると予測しています。



航空機騒音の予測結果(1999年6月の環境影響評価書より)


航空機騒音の予測結果(1999年6月の環境影響評価書より)

航空機騒音に係る環境基準

地域の類型 基準値
WECPNL
~2013年3月31日
Lden(dB)
2013年4月1日~

I:専ら住居の用に供される地域

70以下 57以下

II: I 以外の地域であって通常の生活を保全する必要がある地域

75以下 62以下
  • >※WECPNLとは、生活環境において、航空機騒音のうるささの程度を表す尺度で、一般に「うるささ指数」と呼ばれています。
  • ※2013年4月より、航空機騒音の環境標準値がWECPNLからLdenに変更されます。この予想結果の図表は1999年に中部国際空港が立地した場合の航空機騒音の影響を予想したものであり、2013年3月31日までの環境標準値であるWECPNLでの図表となっています。Ldenは航空機騒音の聴こえ始めから聴こえなくなるまでの騒音暴露量を測っています。

海水の流れに配慮した空港島の位置及びかたちにしました

空港のある常滑沖は、海水が主に南に向かって流れています。
空港島では、対岸部からできる限り距離を離したり、空港島の形に丸みをもたせて、海水の流れを妨げないようにしています。

対策①:海水の流れに配慮

空港のある常滑沖は、海水が主に南に向かって流れています。
空港島では、対岸部からできる限り距離を離したり、空港島の形に丸みをもたせて、海水の流れを妨げないようにしています。

対策②:流れが遅くなったり、停滞する範囲を縮小

島の形に曲線を取り入れ、海域幅を広くしています。

対策③:渦の発生の抑制

島の隅に丸みを持たせています。

海水の流れに配慮した空港島の位置及びかたち