セントレアではCO2を排出しない水素エネルギーを活用しています。
セントレアは、開港当初から水素に関する国のプロジェクトに協力していて、引き続き、環境負荷低減の取組の中で、この水素エネルギーの利活用を推進して行きます。
水素の特長は3つの有ります。
- ①再生可能エネルギー等の様々な方法から製造することができます。
- ②エネルギーとして利用してもCO2を排出しません。
- ③貯蔵、搬送することができます。
資料参考:資源エネルギー庁
セントレアでの水素社会実現に向けた取り組み
2015 年に始まった愛知県の水素エネルギー社会形成研究会の中で、セントレアでの水素エネルギーの利活用を推進するワーキンググループが順次立ち上がり、この活動と連携して、セントレアも水素社会の実現に向けた構想を立て、FCV・バスの導入、貨物地区の産業車両の水素エネルギー化などを目指しています。 この活動により、2018年11月に貨物地区内に産業車両向けの水素充填所、2019年3月に乗用車・バス向けの水素ステーションが開所しています。
セントレア水素ステーション
乗用車・バス向けに知多地区初の商用ステーションを東邦ガス株式会社が開設。空港を利用する車両だけでなく、知多半島全体のFCV化普及も期待されています。
セントレア水素ステーション開所式
セントレア水素ステーションとMIRAI
貨物地区水素充填所
産業車両向けの水素供給施設として株式会鈴木商会が設置・運営。ここで供給する水素は、再生可能エネルギーである太陽光発電の電力の水分解による水素です。この再生エネルギーから年間9千㎥の水素が製造され、燃料フォークリフトで使用することにより、約2万1千㎏-CO2を削減できます。
セントレアでの水素車両の活躍
空港内では水素車両の活躍が徐々に増えてきました。中部スカイサポート株式会社とANA 中部空港株式会社が水素フォークリフトを導入し、貨物地区の業務に使用しています。また、イオンモール常滑とセントレア間を結ぶシャトルバスの一部を水素バスで運行しています。
FC フォークリフト
FC バス