すべてのエレベーターで車椅子のご利用が可能です。車椅子利用だけでなく、全盲の方や視力の低い方、耳の不自由な方への対応を加えました。
エレベーターは大型化し、扉幅をなるべく広げ、外部から視認できる構造とし、かごの構造は車椅子が方向転換をしなくても良いように通り抜けタイプを使用しています。乗り場の押しボタン前には点字ブロックが設置されており、押しボタンは点字表示と大型の浮き出しボタンとなっています。
エレベーターには音声案内があり、非常時には階数表示部分に必要な情報が表示されます。
動く歩道では、段差を出来るだけ少なくし、乗降時の注意を音声で案内しています。特に降り場では、少し手前から音声案内を行い、降りる準備時間を設けるなどしています。
また、乗り間違いの無いようにガイドする、運転方向(進入禁止)表示器は、斜めからもよく見えるLEDにて設置しています。
高低差のある場所はゆるやかなスロープで結ばれていて、館内は段差のない造りになっています。
例えば、交通機関を集約したアクセスプラザは、第1ターミナルの出発階(3階)・到着階(2階)の中間の高さに位置し、ゆるやかスロープで結び、段差をなくしています。
点字ブロックは各交通機関と最寄りの案内所を結んでいます。このほか注意や位置を示す点字ブロックは、階段など高低差があるところ、エレベーター呼びボタン、トイレ触知案内図、手すり付小便器のとなりに置いています。