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夕陽が美しいセントレア、しかし今の時期は1年の中でも光が強くなるシーズンです。そうなると日没前の空と着陸した機体を同時にフレームに入れて撮影すると、機体が暗くなってしまいます。これはダイナミックレンジと言って(フィルム時代はラチチュードと言っていました)カメラは明るい所から暗いところまで写せる範囲には限度があり、空は太陽で明るい、しかし機体は逆光の影で暗いため黒くつぶれてしまいます。
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これが西に薄雲があり太陽の光を少し抑えてくれれば良いのですが、クリアに晴れて雲一つない空の場合はダイナミックレンジの範囲を超えてしまい、1枚目の写真のような海のキラキラに露出を合わせると機体が暗くなってしまいます。
そこで使用するのがハーフNDフィルターです。これをレンズの前に取り付け暗い部分をレンズの上にします。よく見るとグラデーションになっているので自然にレンズの上部分のみの光を抑えることができます。
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これを使用して雲一つなく視程が良い日に撮影した写真が2枚目、ランウェイ18から離陸するシンガポール航空DHL貨物機ですが、鈴鹿山脈の稜線が見えていながら、影になっているSINGAPORE AIRLINESの文字もしっかり表現できています。
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3枚目の写真は海がキラリと輝くタイミングで離陸するチェジュ航空のボーイング737型機ですが、これもハーフNDフィルターのおかげで対岸の山もうっすら見え、シャドー部のJEJUairのロゴとオレンジ色の尾翼も見え、さらには機体の影も手前に見えています。こんな風にこれから光が強い時期はハーフNDフィルターを使えば夕景写真もさらに美しく撮影できますので、ぜひハーフNDフィルターを使って夕方のセントレア撮影を楽しんでください。
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1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp