航空写真家のチャーリィ古庄です。
少しずつ便も戻ってきた昨今、そろそろセントレアから飛行機に乗って仕事や旅に行かれる方も増えてきたのではないでしょうか。
飛行機に乗れば、窓の外には素晴らしい景色が広がり、四季折々の美しさを見せてくれます。私も一度の紹介だけでは見せきれないほどの素敵な機窓の風景を撮影していますが、今回は基礎編ということで、機窓の風景の撮影方法を解説したいと思います。
機窓をキレイに撮りたい場合は、飛行機が飛んで行くコースを考えて順光側、つまり日陰になる側の座席を極力選びます。季節と時間帯にもよりますがセントレアから新千歳に行く場合は左側、午後なら右側など光を読み、ルートに何があるかを地図でイメージします。
座席は翼の上を避けますが、できれば翼より前が良いです。翼より後ろでも良いのですが、エンジンの排気がかかり、写真を撮ると一部ぼやけてしまうこともあります。慣れてくると「忍者レフ」なるものを使用してガラスの反射を防いだりもしますが、とりあえずは反射しづらい黒っぽい服を着ていれば、反射も避けられるでしょう。
また意外と機内はシャッター音がするため、カメラによっては静音モードを使うなど周りの方の迷惑にならないように注意しながら、シャッターを押すようにします。この時にエンジンや窓枠を入れると飛行機らしさが強調できるでしょう。
なお、今年のセントレアフォトコンテストはオンライン展示会の予定ですが、機内からの作品もありましたのでぜひご覧いただければと思います。ちなみに機窓の撮影で入賞になった写真も過去にはありましたので、フォトコンテスト狙いという目線で撮影もできるでしょう。
|
雲の上にできたブロッケン現象
|
セントレアに南側から着陸する際に見えた日間賀島
|
日没後の青いグラデーションの空
【セントレアフォトコンテスト応募作品】
https://www.centrair.jp/.../photo.../2020/exhibition.html
【今月の1枚バックナンバー】
https://www.centrair.jp/interest/photograph/column/
|
1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp