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セントレア公式カメラマン
チャーリィ古庄 「セントレア今月の一枚」VOL.38

2021.9.28 額縁

セントレア公式カメラマンのチャーリィ古庄です。
私は毎月セントレアに撮影に行きますが、名鉄、車のアクセス以外に飛行機でセントレアに到着、出発することもあります。その際にチェックしているのが、窓枠を入れての撮影です。スカイデッキからの撮影もいいですが、一段目線が下がることによりスカイデッキでは見下ろしていた機体が、少し下の目線のアングルになるため絵が変わってきます。

場所は搭乗時の出発コンコースか、到着時に駐機場を横目に見ながら歩く通路です。撮影時間帯は晴れの日の日中がおすすめ、というのも夜間はガラスに室内の照明が反射して撮影しづらくなるからと、昼間なら室内と外の明暗の差がはっきり出るので、窓枠が額縁のようになるからです。

露出はカメラの設定を、プログラムやオートのままにすると、室内の暗い部分を明るくしようとカメラの露出が変わるため、まずはガラス越しに外の絵を撮影。この時に出た露出を覚えておいて、自分でカメラをマニュアルで設定するか、シャッター優先や絞り優先でも、外を撮ったのと同じ露出、ISO感度、シャッター速度、絞りの三つを同じ値に設定して撮影すれば、室内の部分は黒くなり額縁のように表現可能です。もし撮影してみて明るすぎればマイナス補正、暗いようであればプラス補正をして再度撮影してみましょう。

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一枚目、JALのボーイング787の撮影データはシャッター速度1/400、絞りF8、ISO200で撮影しています。

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二枚目のシンガポール航空エアバスA380のカットは搭乗客を迷惑にならないように撮影。昨今個人が特定できる写真は出しづらいですが、これなら気になりません。こちらの撮影データはシャッター優先AE、シャッター速度1/250で露出補正-1.3、ISO200です。

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最後のカットANAのボーイング737-800はおまけで、窓枠ではありませんが、出発ロビーの海側先端ゲート14番付近から撮影したもので、スカイデッキ先端の下あたりになります。上に写るのは▲の屋根で一味違った構図になりました。

他にもバスゲートからもガラス越しに撮影できますので、他のお客様の迷惑にならない範囲で、飛行機の乗り降りの際にはいつもと違った目線で撮影ができるかもしれません。

  • 「Charlie FURUSHO」 チャーリィ古庄

1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp