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セントレア公式カメラマン
チャーリィ古庄 「セントレア今月の一枚」VOL.43

2022.2.25 写真上達のコツ

航空写真家のチャーリィ古庄です。私はキャノンのEOS学園という写真教室で航空写真の講師を務めていますが、写真が上手くなるコツの一つとして「目的、課題をもって撮影する」という事を伝えています。
例えば、「今日はセントレアでこういう絵を撮る」、とか「このレンズだけで絵作りをする」など自分に課題を出すことにより、目的意識にかなった絵を探すことができるようになります。そこで今回のお題は「同じエアラインの2機以上の並び」です。
 このような写真はたまたま撮れる場合もありますが、狙って撮ったものとは意味合いが異なります。そして便数が多いセントレアであれば、ただの2機並びなら容易に撮影することができますが、同じエアラインとなると、なかなか難しくなります。
また、ただ同じエアラインの機体が2機並べばなんでも良いというわけではなく、写真の基本である水平がしっかり出ているか、機体の並ぶ位置とフレーミングのバランスは?などを考えながらシャッターを切っています。

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まず1枚目、ANAのカットですが、全機ボーイング737型機。厳密に言うと手前から800型、700型が2機並び、奥が800型、そして遠くの駐機場にも1機止まっています。スカイデッキから国内線側を見ると、機体が並ぶ光景は見られますが、背景に他社が入らず同じエアラインのみで構成できるチャンスはなかなかありません。しかし気にしていないと、こういう光景も見逃してしまいます。

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2枚目はスカイデッキ先端で滑走路側を向いて撮影をしていましたが、ピーチの機体が同時プッシュバックを始めたので、右側の2機がキレイに見える位置へとポジションを移動。右手の機体はいち早くトーイングカーが離れ、右の機体だけに光があたったタイミングでシャッターを押しました。ちなみにエンジンの太さを見ればわかりますが、右は最新鋭のエアバスA320Neo、左は従来のA320Ceoという違いがあります。そしてよく見ると、後ろに駐機するIBEX機も2機並びとなっています。

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3枚目はIBEXエアラインズのCRJ700型機3機並びです。2機並んでいるのが見えていたので、到着機がどこの駐機場に入るか気にしていたところ、2機の間に入り3機並びが実現。しかし手前の機体はすでに出発準備完了。地上支援車両も離れ、この後すぐ動き出してしまいましたので、目的をもって狙っていなければこのシーンは撮れませんでした。このようにセントレアの楽しみとして、2機以上の機体の並びが撮影できますので、ぜひ目的をもった写真を狙ってみてください。

  • 「Charlie FURUSHO」 チャーリィ古庄

1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp