セントレアオフィシャルカメラマンのチャーリィ古庄です。
今月は夜景に強い明るいレンズを紹介したいと思います。
夏も終わり肌寒い日もある季節、日の入りも早くなり夜の時間が増えてゆきますが、そんなときは「空港夜景」がおすすめ。夜景写真はフォトジェニックになるので、撮ってみたいと思われる方も多いですが、正直難しく、特に三脚を使用しない手持ち撮影では光がない=シャッター速度が上げられない=ブレる確率が上がります。
しかし以前は写真の三つの基礎である「ISO感度」「シャッター速度」「絞り」の三原則が理解できていないと夜景撮影は難しかったのですが、近年のカメラはISO感度を上げても、昔のカメラに比べてノイズが出にくくなっています(画面がザラザラに荒れたりしづらい)また明るいレンズがあった方が良いですが、明るいレンズは高価です。一例をあげると、20mmのレンズならF2(明るいレンズ)の価格は約80万円ですが、F4(昼間使用する分にはじゅうぶん)のレンズなら15万円程度と、この明るさの数値の違いでレンズの値段が数倍も変わります。
そこでおススメしたいのが、50mmのレンズです。いわゆる単焦点というレンズですが、絞り値(レンズの明るさを示す)がF1.8のレンズでキヤノンの場合純正レンズEF50mm F1.8が実売価格で16000円。海外製品や中古レンズなら10000円以下のものもあります。
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明るいレンズを使うと、シャッター速度も速くできるためブレる確率が減りF1.4のレンズならさらに明るく狙う事ができ、こちらは4万円程度です。
一枚目の写真はスカイデッキ先端から50mm F1.4のレンズを使用し、ISO感度25600、シャッター速度1/60で目の前を通るソラシドエアを撮影。この位置はセントレアでも暗いですが、背景に見える鈴鹿方面の街の光が雲に照らされているのが見えると思います。
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二枚目の写真は同じ50mmですがクロップ(切り取り)機能を使用して撮影、ISO6400,シャッター速度1/100なので初心者でもブレずに撮影できる確率がアップします。特にセントレアの駐機場付近は日本の空港の中でも光があるエリアなので、練習するには最適。
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三枚目は50mmだと少々飛行機は小さめですが、空の雲もうっすらと写るのが明るいレンズの魅力。欲張らないで「50mm」の画を狙うと考えれば、明るい単焦点レンズ、1本持っておくと何かと便利。明るさは1.8か、予算が許せば1.4を買っておくと夜撮影の強い味方になるでしょう。
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1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp