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セントレア公式カメラマン
チャーリィ古庄 「セントレア今月の一枚」VOL.56

2022.10.26 ホワイトバランス

セントレアオフィシャルカメラマンのチャーリィ古庄です。
今月のテーマは「ホワイトバランス」、色には色温度と言うのがあり、朝夕は太陽光線も赤やオレンジ色ですが、昼間は白色に見えます。単位はケルビンで表され、自宅の蛍光灯を選ぶ際も「昼光色6500K(ケルビン)」、「白色4200K(ケルビン)」などと書かれています。
カメラは「ホワイトバランス」という機能で自動に色温度の値を変えてくれますが、ミラーレスカメラやデジタル一眼レフカメラでは自分で色温度を変えることにより、写真のイメージを変えることができます。

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作例は夕景のスカイデッキですが、一枚目は日中使用する「太陽光」のホワイトバランス設定で撮影しました。肉眼よりも空が青く写り、駐機中のANA機の機内からの灯りもいい感じで表現されています。

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二枚目は色温度をマニュアル設定で「8500K」にしてみました。色温度は2000や3000Kなど数値が下がれば寒色の色となり、日中は5000-6000Kくらい、8000Kなど数値が高くなると暖色の色が強くなります。
この場合、色温度を8500Kと上げたため写真中央の照明灯も実際よりも暖色系になっていますが、夕焼け時に使用すれば空をフォトジェニックに赤く染めることができるでしょう。

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三枚目は「白熱蛍光灯」という設定で撮影。青味に紫色が加わったような、群青色の空になり雰囲気が出ています。このように撮影時にカメラで色温度を自分で変更することもできるほか、撮影後に写真の生データと呼ばれるRAWデータで変更することも可能です。
またスマホでも色温度や色味を変えることもできますので、自分の好きな雰囲気で撮影、もしくは処理してみてください。

ただしやりすぎは禁物。色が濃すぎて不自然な雰囲気になってしまうと作品が台無しになってしまいます。
写真を撮られる方はなめらかな色味「写真の階調」に注意しながら好きな色に空を変えてみると良いでしょう。

  • 「Charlie FURUSHO」 チャーリィ古庄

1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp