セントレアオフィシャルカメラマンのチャーリィ古庄です。
今回はセントレアに朝到着する(週5便)エア香港のカラーリングのお話。筆者は航空写真家ですが、航空会社の企業研究やカラーリングの研究もしていて世界の旅客機がたくさん掲載された「世界エアライン地図帳」なども著書にあります。
長年航空会社のカラーリングを見ていると時代の変化、経営の変化が現れ興味深いです。
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写真1は1992年に名古屋空港で撮影したエア香港のボーイング747。
同社は1988年に運航を開始しましたが、すぐに名古屋空港に当初はチャーター便で乗り入れを開始。このころから中部地区と香港を貨物で結びはじめ長い歴史があることが分かります。
社名は「香港華民航空」と書かれていますが、英語名が書かれた機体もありました。色使いはホワイトボディに赤、オレンジ、黄色を基調にしています。
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写真2は1998年に香港啓徳空港(旧空港)で撮影したもので、キャセイパシフィック航空の資本が入ったためカラーリングが大幅に変更され、当時のキャセイパシフィック航空のデザインに準じたホワイトボディに、キャセイパシフィック航空にも使用されていたライトグレーが尾翼に塗られたデザインへ変更されました。この時は英文社名と漢字名が両方機体に書かれていました。
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そして2002年より3枚目のカラーデザインとなり、英文社名のみですが「air」の文字のAは大文字を使用せず小文字で統一され「Hong Kong」を強調した社名になっている点も注目できます。
そしてエア香港の親会社であるキャセイパシフィック航空とDHL社が2002年に事業提携したため機体後部はDHLのコーポレートカラーの黄色とDHLロゴが描かれるというデザインになり一枚目のカラーリングのホワイトボディに黄色と赤の色に戻ったというわけです。
こんな風に機体デザインはエアライン経営や資本関係によって変化する場合もあるので、エアラインのカラーリングを注意深く観察してみるのも、セントレアに行く楽しみの一つとなるでしょう。
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1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp