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セントレア公式カメラマン
チャーリィ古庄 「セントレア今月の一枚」VOL.71

2023.10.16 DHLの見分け方と黄色い機体を撮影するポイント

セントレアオフィシャルカメラマンのチャーリィ古庄です。
今月のテーマはセントレアにやってくる「DHLの見分け方と黄色い機体を撮影するポイント」を解説したいと思います。
セントレアは空港名の由来になっているように日本の真ん中の空港(セントラル・エアポート略してセントレア)で、物流の拠点としての利便性が高く、国際航空貨物会社DHLの拠点として使用されています。そのためDHLカラーの機体が多く見られます。
しかしDHLは自社のDHL UKだけでなく、世界の貨物航空会社に資本参加して運航委託をしていることもあり、DHLでも複数の塗装やロゴがありヒコーキウォッチングをする目線で見ると、とてもおもしろいです。

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1枚目の写真は日本でもセントレアにしか来ないDHL UKのボーイング777型機で、DHLフルカラーですが「DHL」ロゴ以外に運航会社名はなく、ボディ後部に小さく書かれているイギリス国旗を見ると運航会社は「DHL UK」と言うことが分かります。

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では2枚目の写真はどうでしょう。
同じDHL塗装ですが、国旗は見当たらない代わりに、コクピット後部を見るとOPERATED BY KALITTA AIR(運航はカリッタエア)と書かれていて、アメリカの「カリッタエア」が飛ばしていることが分かります。
ちなみにこの写真は逆光ぎみなので、そのまま撮影すると黄色いボディが黒っぽくなってしまうため、露出はプラス補正を行い逆光でもボディの色をキレイに出すようにしています。

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3枚目はカリッタエアの大きい社名入りバージョンで、こちらもプラス補正で明るめに撮影しています。

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4枚目はホワイトボディに後部のみDHLの黄色とロゴ、同じくコクピット後部を見るとOperated by Polar Air Cargo(運航はポーラエアカーゴ)とあり、こちらはアメリカの「ポーラエア」が運航しています。
撮影は真横よりも少し後ろぎみでDHLロゴがハッキリ見えるように、さらに朝の光なので滑走路から出るタイミングで撮ればコクピット部分に影がかからずキレイに撮影できます。

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5枚目は今や貴重なエアバスA300Fを運航する「エア香港」。
これは社名がバッチリ書いてあるので運航会社も分かりやすいです。

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そして6枚目が撮影するのに最も難易度が高いシンガポール航空が運航するDHL機。
なんと就航は今月からです。スケジュールは朝4時台に到着して6時台には出発してしまいます。(この写真のみ制限エリアで撮影)
そのため日の出が遅い冬場は撮影が厳しく、スカイデッキもオープン前なので空港周辺での撮影となるでしょう。

こういう条件を乗り越え選び抜かれた作品が載ったカレンダー、ぜひ選者目線で見ていただければと思います。

  • 「Charlie FURUSHO」 チャーリィ古庄

1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp