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セントレア公式カメラマン
チャーリィ古庄 「セントレア今月の一枚」VOL.72

2023.11.20 審査員の視点

セントレアオフィシャルカメラマンのチャーリィ古庄です。

ただいまセントレア2024カレンダーが絶賛発売中ですが、これは伊藤久巳氏、ルーク・オザワ氏と私の三名でセントレアフォトコンテストの作品をセレクトしてカレンダーにしたものです。
我々も複数の空港のフォトコンテスト審査員を務めていますが、航空写真家三名を投入しているのは日本でもセントレアだけです。
今回はカレンダーになるフォトコンテストのお話を少々したいと思います。私も毎年数社の航空会社や企業のカレンダー写真を提供しており、カメラメーカー主催のフォトコンテスト講座を行うこともありますが、そこでお伝えするのは「カレンダーになるということは、その企業の広報部長の目線になってください」と言うことです。

企業なのでどこの空港もカレンダーを制作するには目的があります。営業部としては年末の挨拶にカレンダーを持参したときに「御社も掲載していますので」と言いたい、そうなると乗り入れエアラインは重要です。JAL、ANAが乗り入れているなら二大シェアを誇る両社はバランスよく入れておきたいです。そしてその年に乗り入れを開始したエアラインや、今営業目線で力を入れているエアラインも入れたいですし、海外幅広いネットワークがあるということで写真が良ければ欧米航空会社も掲載したいです。
同時にキレイな写真で一般に販売するとなれば売る目線も考えるため、キャラクターものや特別塗装機など、版権の関係で許諾が取れないものは掲載できないので断念します。ほかにはその空港らしさをどれだけ出せているかというのもポイントで、さまざまなことを考えながら写真セレクトを行っています。

20231120_01

写真1はセントレアらしさを表現したカット。
航空会社は分かりませんが、こういうのが1枚あったら選びたいです。

20231120_02

2枚目は雪山バックで季節感は出ていますが、キャラクターが描かれているので販売するには版権問題があるので選びません。

20231120_03

3枚目はにぎわうセントレアが表現できていますが、2024年には退役しているJALのB777-200が写っているので2025年カレンダーには選ばれません。

こういう条件を乗り越え選び抜かれた作品が載ったカレンダー、ぜひ選者目線で見ていただければと思います。

  • 「Charlie FURUSHO」 チャーリィ古庄

1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp