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セントレア公式カメラマン
チャーリィ古庄 「セントレア今月の一枚」VOL.74

2024.1.29 セントレアから見える冬ならではの光景を撮る!

セントレア公式カメラマンのチャーリィ古庄です。今年は暖冬で12月は冷え込みが厳しくなかったですが、年が明けると、だんだんとセントレアらしい寒さになってきました。この時期のスカイデッキは風も強く防寒対策をしていないと先端まで行くのをためらうような日も多いですが、寒くなるにしたがって鈴鹿山脈の雪も見えるようになりました。

この山の雪と離陸機(一部着陸機)を狙うのが、セントレアの冬らしさを表現できるチャンスで、私もトライしていますが、視程、山の雪の状況、機体の離陸位置などがうまく合わないとイメージ通りの写真にならず苦戦します。しかしこのシーンが冬の楽しみでもあります。

撮影には超望遠レンズが必要ですが、近年レンズメーカーはもちろんカメラメーカーも以前と比べて安価な超望遠レンズを販売しています。さすがにスマホ撮影では無理ですが、昔に比べて超望遠レンズが手に入りやすい環境ですし、気温が上がると滑走路上に陽炎が出て超望遠レンズは使いづらいので、この時期が超望遠レンズのオンシーズンと言えるでしょう。

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離陸機を600mmのレンズで撮影。すごくクリアな日ではありませんが、雪山に白いJALの787が映えています。

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着陸して滑走路を出るチャイナエアライン機を400mmで撮影。これも背後に雪山を入れて撮影しています。

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600mm使用。超望遠レンズは圧縮効果が出るので、遠くの雪山が飛行機のすぐ後ろに迫るような写真を撮ることができます。

設定はオートフォーカスで飛行機を追いかけ、背景の山の位置を頭に描いて、機体後ろに山が来た時点で連写します。もちろん山に絡まない便も多くあります。山にピントを合わせて飛行機が来たらシャッターを切る設定だと、飛行機のピントが甘くなってしまいますのでおすすめしません。

またできればPLフィルターを使用して山を見た目よりもクリアに仕上げたいです。なおPLフィルターを使うと露出が低下してしまうので、ISO感度を上げて(私はISO1000程度にします)シャッター速度は1/1000程度を保ち、被写体(飛行機)ブレ、手振れしないように狙います。

タイ航空やシンガポール航空便は国内線よりも長い滑走距離で離陸するので、立ち位置によっては面白い絵が撮れるかもしれませんので、防寒対策を万全にして狙ってみてください。

  • 「Charlie FURUSHO」 チャーリィ古庄

1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp