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セントレア公式カメラマン
チャーリィ古庄 「セントレア今月の一枚」VOL.75

2024.2.19 19年前のセントレアの思い出

セントレアオフィシャルカメラマンのチャーリィ古庄です。今月の一枚はこれまでと趣向を変えて「開港の思い出」の話をしたいと思います。

セントレアが開港したのは2005年2月17日、私は月刊エアライン誌の撮影で、他の二人のカメラマン、編集者と共に世紀の大空港のオープンを撮るべく前日に愛知県に入り、手分けして撮影取材を開始しました。

私のアサイメントは現県営名古屋空港の最終日を撮影、各航空会社の看板が降ろされるシーンや地上支援車両がトラックに積まれ高速道路を走りセントレアを目指すシーンを撮り、ろくに寝ないで朝から開港テープカットや各航空会社の初便セレモニーを撮影すると言うものでした。

今でこそ、高性能カメラを搭載したスマホを大勢の人が持っていて、手軽にいつでも写真を撮れる環境ですが、20年前はデジタル一眼レフがようやく使い物になるかという時代で、フィルムカメラをメインに、買ったばかりで慣れないデジタルカメラを使い始めたころです。

フィルムカメラで撮影したセントレアで、JALのMD80型機、その向こうにはJASのMD90型機。今はなきエアーニッポンのB737-500型機の姿も見え駐機場のコンクリートの色も汚れがなく初々しい雰囲気です。

開港テープカットですがEOS10Dという出たばかりのデジカメで高感度性能も悪く電池も長く持たず苦労して撮った一枚です。

開港初日の国際線、名古屋空港から深夜にフェリーされた機体がずらりと並び、JAL、タイ、アシアナ航空は今とは異なる旧塗装です。

覚えている方も多いと思いますがEXPO2005愛・地球博のキャラクターで森の精「キッコロ」と「モリゾー」、そして「なぞの旅人フー」です。

あれから今年で19年ですが、たまには昔の写真を見返してみるのも面白いでしょう。今は手軽に撮影できますが写真を撮りすぎて見返す時間もないかもしれません。昔は写真1枚1枚が貴重でした。以前のカットを見ながら、今でも1枚1枚、その瞬間を大切にして撮影することを忘れずに、セントレア19周年をお祝いしたいと思います。セントレア19周年おめでとう!

  • 「Charlie FURUSHO」 チャーリィ古庄

1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp