セントレアオフィシャルカメラマンのチャーリィ古庄です。9月末にセントレアから新潟へトキエアが新規就航しました。そこで今回はトキエアで新潟に飛び、新潟空港の開放的な展望デッキで撮影をしてみました。
新潟空港は日本海に面していて、展望デッキから滑走路を眺めると、その向こうに海が見えます。これはセントレアと同じですが、伊勢湾とは景色が異なります。新潟空港の場合、視程が良い日には右手遠くには山形方面の山、新潟県の小さな離島「粟島」、日本海のガス田プラットフォーム、そして左手には佐渡が見え、冬は雪の日は少ないですが雪景色が撮影できるチャンスもあります。
1枚目の写真は新潟空港の展望デッキです。入場料は大人100円でターミナルの4階にありフェンスの高さが胸程度までしかなくとても開放的です。
新潟空港の展望デッキは滑走路の南側にあるため基本終日順光で、ランウェイ28に入る機体を480mmで撮影。背景には新潟県北部の山と阿賀野川、古い町並みや工場も写ります。それにランウェイ10に向けて着陸するボーイング737型機を600mmで撮影。背景には佐渡が見えます。この空港は夕景、夜景も美しく夕陽が輝く日本海へ向けて離陸するエムブラエル機をシルエットで狙ったカット。そして日没後は佐渡がキレイに見え、その前に着陸してきたDHC8型機を狙ってみました。
このようにトキエアが飛ぶ新潟空港はとても魅力があり、撮影ついでに空港内に地元のお酒や新潟名物ヘギそば、タレかつ丼が食べられるお店もあります。ぜひ新潟空港への遠征も考えてみてはいかがですか?
トキエアのATR72型機の着陸を撮影したもので、通常旅客機の撮影であれば手振れ、被写体ブレを防ぐために1/1000程度の高速シャッターを切りますが、プロペラ機の場合高速シャッターを使用するとプロペラがしっかりと止まってしまい不自然になります。そのためここでは手振れに注意しながらシャッター速度を1/200に設定。1/125や1/60にすればもっとプロペラが回転しますが、背景が流れてしまうのでプロペラを回したいのか、背景も多少見せたいかによってシャッター速度を変えると良いでしょう。
ちなみにこの写真の中央、海の奥には海底油田のプラットフォームが写っているのが分かります。また離陸の場合はATR72型機はわりと短い滑走距離で離陸してしまうので、滑走路の端から入るか、手前で入るかによって離陸位置がかなり変わるので、それ頭に入れながらフレーミングを考えると良いでしょう。
新潟空港に駐機中のATR72型機をバスの車窓から撮影したもの、明るい機内とキャビンクルー(許可を得て撮影)、ATRの搭乗口は機体後部にあるため、スナップで撮影したトキエアの尾翼です。このように今回は番外編ですが気軽に新潟へアクセスできるのがトキエアの魅力でしょう。ぜひこの秋は新潟空港へ飛んでみてはいかがでしょうか?
トキエア(TOK/BV)は2024年9月27日(金)からセントレア=新潟線を週4日、1日2便で就航しました。セントレアへの新しい翼で新潟を訪れてみはいかがですか?
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「Charlie FURUSHO」 チャーリィ古庄
1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp