セントレアオフィシャルカメラマンのチャーリィ古庄です。
私はセントレア開港日から取材撮影を行い、開港セレモニーのテープカットも撮影しました。あれから20年。当時はまだスマートフォンもなく、デジタル一眼レフカメラが登場したばかりでした。初便出発セレモニーには、愛・地球博のキャラクター 「モリゾー」と「キッコロ」 も登場し、そんなシーンを撮影したことが思い出されます。
そして、今月13日には、開港から20年の軌跡をまとめた 『セントレア開港20周年記念 ANNIVERSARY BOOK』(イカロス出版)が発売されました。20年の歴史は、しっかり記録として残していくべきもの。ぜひ多くの方にご一読いただければと思います。
中部国際空港 セントレア 開港20周年記念 ANNIVERSARY BOOK
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セントレアの現在の姿を詳しく紹介するとともに、開港以来の20年間を貴重な証言とともに振り返ります。また、近未来の展望や挑戦についても考察し、セントレアの「現在・過去・未来」を一冊にまとめました。
出版社 : イカロス出版 (2025/2/13)
発売日 : 2025/2/13
サイズ:A4変型判・160ページ
予価: 1,870円(税込)
アマゾン、セントレア内SORAMONOでも販売。(アマゾンでの購入はこちら
)
この本の中にも書かせていただきましたが、今では羽田・伊丹・福岡をはじめ、日本各地の空港展望デッキでスタンダードとなったワイヤーフェンスは、実はセントレアが発祥です。同様に、羽田・成田・福岡空港などで実施されている制限エリア内バスツアーも、セントレアが最初に始めた取り組みです。長年、安全に運営を続けてきたからこそ、他の空港でも実施できるようになりました。
ほかにも、「セントレアが最初」 という企画は数多くあります。セントレアは、このWEBサイトをはじめ 「来て、見て、楽しめる空港」 のパイオニアです。もちろん、パイオニアであるがゆえに前例がなく、企画の立案だけでなく実現させるまでが大変でした。しかし、その結果、多くの人が集まる空港となり、毎週のようにステージイベントが開催されるなど、賑わいのある空港へと成長しました。
そんなセントレアを、懐かしい写真とともに振り返ってみたいと思います。
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日本航空のボーイング747-300型機、スーパーリゾートエクスプレス(通称リゾッチャ) 塗装機です。リゾッチャはリゾート路線のキャンペーン機として活躍しましたが、2008年に運航を終了。そのため、セントレア開港後もしばらくの間、リゾッチャ機の姿を見ることができました。
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日本航空と日本エアシステムの合併により誕生した 「太陽のアーク」 塗装です。写っている機材は、今はなき名門 マクダネル・ダグラス社製のMD-81(奥)とMD-90(手前)。ちなみに、奥の機体には、現在は消滅した JAL EXPRESS の社名が書かれています。
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ANAに吸収されたエアーニッポン(ANK)の機材。手前がボーイング737-700、奥が500型機です。奥の尾翼には、すでにANKのロゴがなく、手前のANA機も現在は 「Inspiration of JAPAN」 のタイトルが入っています。なお、手前の機体 JA09AN は現在 エア・ドゥに移籍 し、今もセントレアでその姿を見ることができます。
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ANAのレトロカラー機、通称 「モヒカン」(ボーイング767-300)。尾翼には レオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプターの図案 が描かれていました。このカラーは1989年に一度消滅しましたが、復刻塗装 として登場し、2014年に退役。レトロなカラーリングとモダンなセントレアのターミナルが織りなすコントラストが、とても美しかったことを思い出します。
こうして20年が経つと、航空会社のカラーリングや機材も大きく変化していきます。写真は、そうした変遷を記録する貴重な手段です。普段何気なく撮影した空港のワンシーンも、時が経つと「懐かしい一枚」となります。そんなことを考えながら、これからもシャッターを切っていただければと思います。
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1972年東京生まれ、旅客機専門の航空写真家。セントレア公式カメラマン。
世界の航空会社や空港からのオーダーを受けこれまで100を超える国や地域に訪れ航空写真を撮っている。訪れた空港は世界500か所以上。世界で最も多くの航空会社に搭乗した「ギネス世界記録」を持つ。旅客機関連の著書、写真集は30冊を超え、サミットなどのVIP機公式記録カメラマンを務めた経験もあり。飛行機とヘリコプターのパイロット資格を保有。空撮用のヘリコプターも所有している。
公式ホームページ charlies.co.jp