平素より、中部国際空港セントレアに対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、能登半島地震でお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
昨年はセントレアグループとして「黒字化の達成」と「未来への投資」を掲げ着実に取り組んでまいりました。空港における人手不足や国際線の復便の遅れなどの課題もありましたが、中間期では黒字を達成することが出来ました。また、中期経営戦略を新たに策定し、セントレアの未来へ向けた方向性を示し、具体的な施策の検討を加速させました。
そして2024年。地域の皆様に支えられ、セントレアは開港19周年を迎えることができました。今後も中部地域ひいては日本のゲートウェイ空港として、代替滑走路の整備や、第1ターミナルのリノベーション、脱炭素化などSDGsの実現に向けた取り組みなどを中心に、地域社会の発展に貢献する魅力的な空港づくりを進めてまいります。
セントレアグループとしては、引き続き安全・安心な環境の提供を最大の使命とし、経営基盤の安定化を図りながら早期の通期黒字化を目指します。そして、コロナ前への回復を確実なものにし、未来へ向けたさらなる飛躍の年にすべく、世界中のお客様に感動と笑顔をお届けし、地域と社会とともに成長する、そんな「いい空港」を追求し、これからもチャレンジし続けます。
皆様の変わらぬご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2024年2月17日
中部国際空港株式会社
代表取締役社長 犬塚 力