中部国際空港セントレアでは、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYの製造設備(大阪府堺市)にて国内で初めて大規模生産されたSAF(持続可能な航空燃料)が、DHL Express貨物便(※1)に供給されるました。セントレアにおいて国産SAFが供給されるのは初めてであるとともに、貨物機への国産SAFの供給も日本初となりました。これを記念し、2025年5月23日に供給開始記念セレモニーを行いました。
セントレアは、2024年以来周辺地域の家庭等から排出された廃食用油を回収し、SAFに循環させるという取り組みを行っており、その廃食用油が今回の国産SAFの原料の一部となります。これにより、廃食用油回収からSAF製造、航空機への燃料供給までを国内で完結する愛知発のサプライチェーンを空港会社、自治体、SAF製造事業者、航空会社が一体となって構築し、航空輸送における温室効果ガス排出を大幅に削減します。
廃食用油の国内資源循環による脱炭素社会の実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project」(※2)ならびに、SAFの商用化、普及・拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」(※3)に参画し、廃食用油をSAFに循環させる取り組みを推進しております。これからも中部地域の玄関口としての役割を果たすとともに、地域の皆様とともに航空機での空の旅が持続できるよう航空業界の脱炭素化に向けてSAFの機運醸成、利用拡大の取り組みを推進してまいります。
※1:2025年1月28日、DHL Expressは、コスモ石油マーケティング株式会社と年間720万リットルの国産SAF調達契約を締結。国際エクスプレスでアジア初となるSAF活用による定期航空貨物サービスを開始。
※2:Fry to Fly Project : https://www.jgc.com/jp/esg-hsse/initiative/fry-to-fly/
※3:ACT FOR SKY : https://actforsky.jp/