中部国際空港セントレアでは、伊勢湾の豊かな海とその未来を守るため、地域と連携した持続可能な取り組みを継続しています。常滑の鬼崎漁港での海浜清掃や、中部地域の河川上流域における植林活動「SDGsの森」づくりもその一環です。
このたび、これらの活動を通じて、鬼崎漁業協同組合が定期的に駆除しているヒトデ約20キロを、岐阜県大野町の里山を保全する団体「野村緑の会」へ引き渡しました。目的は、農作物に被害をもたらすシカやイノシシといった野生動物を寄せ付けない“鳥獣忌避剤”として活用することです。
森を守る新たな手法として
2024年6月、大野町の「セントレアと大野町のSDGsの森」において、試験的に干したヒトデを散布したところ、植樹した苗木の食害防止に効果が確認されました。この成果を受け、今年から本格的にヒトデの再活用がスタートしました。これまでヒトデは漁業にとって“厄介者”とされ、処理に困る存在でしたが、今回の取り組みにより「森を守る資源」へと生まれ変わりました。セントレアが鬼崎漁協と「野村緑の会」をつなぐことで、地域をまたいだ循環型社会の構築に貢献しています。
中部国際空港セントレアは、自然との共生と地域の未来のために、これからも地元の皆さまと力を合わせ、持続可能な社会の実現(SDGs)に向けて取り組んでまいります。