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地域社会との関係地球環境の保全

セントレア周辺の海苔栽培の漁場の視察を行いました

SUSTAINABILITY

セントレア周辺の海域は広大な海苔栽培の漁場

セントレア島南北の隣接海域は、毎年11月の半ば頃から翌年3月頃までの間、広大な海苔栽培の漁場となり海面に立ち並ぶ海苔粗朶(のりそだ)や海苔網がその昔からこの地域の風物詩ともなっています。このセントレア周辺の海苔養殖の視察会を2026年1月23日(金)、鬼崎漁業協同組合様と愛知県漁連海苔流通センター様のご協力のもと実施し、中部国際空港株式会社の職員が員が参加し、周辺海域環境の理解促進に取り組みました。

西暦701年大宝律令にも高価な海産物として扱われてきた海苔は、この伊勢湾でも200年以上前から栽培されるようになり、空港近隣海域では例年11月~4月にかけて1シーズンで全国の海苔生産量のおよそ5%にあたる3.4億枚の海苔が生産されています。海苔は成長過程で、光合成により二酸化炭素を始め、窒素やリンを吸収し新鮮な酸素を放出しており各種資料を参考に試算すれば、セントレア周辺海域の海苔が吸収するCO2は2,150t、放出するO2は1,580tにもなり、近隣海域の浄化に留まらず、まさに地球環境の保全につながっているといえるかとます。さらに窒素 89t、リン9tも吸収しており水質浄化もしているようで古くから続く日本の食文化と海域環境保全は昨今の社会が目指す脱炭素のつながりを知ることができました。空港島の対岸部に位置する鬼崎漁業組合では、実際に海苔の収穫、生産加工過程を見学させていただき、海苔栽培に携わる漁師の豊かな海の重要性と鬼崎の海苔の品質へのこだわりへの熱い思いをお聴きすることができました。

半田市にある愛知県漁連海苔流通センターを訪問

半田市にある愛知県漁連海苔流通センターを訪れ、翌日に開催される今シーズン4回目の共販会に備え愛知県下各地各漁業協同組合から集荷された海苔を前に加工メーカーや問屋のバイヤーの翌日に控えた競り前の品質、香り、色、光沢、乾燥などを見極める見付け場を見学をし、海苔流通の学びを深めました。

これらの視察を通じて木曽三川の豊かな栄養を吸収し、漁業者の努力と技術によって出来たうま味のある海苔を通して、空港周辺海域の豊かさと海域環境保全に重要性を学ぶことが出来た貴重な機会となりました。