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地球環境の保全

セントレア発「海と山をつなぐSDGs循環プロジェクト」森の食害防ぐ対策品(ヒトデ)を提供

中部国際空港株式会社と岐阜県大野町は、2023年6月にSDGsの森づくりを行いました。その後、植樹した苗木がシカなどの害獣に襲われるようになりました。 様々な防衛策を試行錯誤した結果、乾燥ヒトデに着眼し、中部国際空港内の管理用地で試験的にヒトデを干し散布してみたところ、苗木の食害防止に効果が確認されました。 この成果を受け、昨年6月以降、本格的にヒトデのリサイクル活用がスタートしました。 毎年秋、空港対岸にて海浜清掃を協働実施している鬼崎漁業協同組合が駆除しているヒトデを中部国際空港敷地内で乾燥させ、大野町のNPO法人里山会(松久理事長)に橋渡しするルートが確立しました。

このことから、2026年6月18日、中部国際空港株式会社がきっかけとなった取り組みにより、鬼崎漁業協同組合から岐阜県大野町へ約40kgのヒトデが寄贈され、大野町から鬼崎漁業協同組合へ感謝状が贈呈されました。

贈呈式では、鬼崎漁業協同組合の平野参事から、「山の栄養が川を通じて豊かな海を育み、その海で発生したヒトデが山で有効活用されることで、山・川・海のつながりがより深まる」と、本取り組みへの期待が語られました。

また、大野町の宇佐美町長からは、「これまで海の厄介者とされてきたヒトデを、シカによる食害対策に加え、近年課題となっているクマ対策などにも活用できる可能性について検証していきたい」とのコメントがありました。

贈呈式後、関係者(中部国際空港、大野町役場、NPO法人 里山会、鬼崎漁業協同組合)で、「セントレアと大野町のSDGsの森」に行き、ヒトデを苗木に吊しました。

今回の取り組みは、伊勢湾へとつながる揖斐川流域において、海と山を結ぶ資源循環の一例となるものです。これまで活用されずに処分されていたヒトデを地域資源として有効活用することで、自然との共生や循環型社会の実現に向けた新たな可能性が期待されています。

セントレアでは今後も、伊勢湾に浮かぶ空港として、山・川・海のつながりを大切にしながら、地域の皆さまと連携した持続可能な取り組みを支援してまいります。