基本的な考え方
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セントレア全体のCO2排出量において、航空機からの排出量が約9割を占めていることから、航空機の脱炭素化は空港としても看過できない課題となっています。これまで、航空機の運航にはCO2排出量の多いジェット燃料が使用されてきましたが、CO2排出量削減効果の高いSAF(Sustainable Aviation Fuel=持続可能な航空燃料)への代替が世界中で進められています。
SAF(持続可能な航空燃料)とは
SAFとは、「Sustainable Aviation Fuel」の略で、「持続可能な航空燃料」を意味します。次世代の航空燃料とも呼ばれるSAFの最も注目すべき点は、原料の生産・収集から製造、燃焼までのライフサイクルで、従来の化石燃料の航空燃料(Jet-A1)と比較して二酸化炭素排出量を約80%削減することができる点です。
また、Jet-A1と混合して使用することができるため、既存の航空機や給油施設などにそのまま使用できる点も大きな特長です。世界の航空会社で構成される業界団体であるIATAは、航空輸送分野における2050年のCO2総排出量を実質ゼロとする目標を発表しており、SAFは、その約60~70%を担う見込みです。
主な取り組み
SAFの普及・拡大に取り組む団体等への参画
当社は、国が主催する「持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会」に参画しています。
また、2024年4月10日には国産SAFの商用化および普及・拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」に加盟しました。ACT FOR SKYは、資源の乏しい日本において資源循環を考慮しながら地産地消による国産SAFのサプライチェーンの確立を目指し、国産SAFを推進することを目的とした団体です。SAF事業に直接的に関与する「ACTメンバー」と、SAFのサプライチェーン構築に必要となる「SKYメンバー」で構成されており、当社は「SKYメンバー」として参画しています。
他にも、廃食用油を原料とするSAFのサプライチェーン構築、および脱炭素化社会の実現に向けた日本国内における資源循環に貢献すること目指すプロジェクト「Fry to Fly Project」に、2024年3月22日に参画しました。
現在、家庭等から排出される廃食用油の多くは廃棄されており、回収された廃食用油についても年間10万トン以上が国外に輸出されているといわれています。廃食用油という国内資源を原料とするSAFで航空機が飛ぶ世界を実現するため、地域にお住まいの皆様や航空機をご利用されるお客様と共に、資源循環や脱炭素を自分事として考え、サステナブルな社会の実現に貢献することを目指します。
ACT FOR SKY:https://actforsky.jp/
Fry to Fly Project:https://www.jgc.com/jp/esg-hsse/initiative/fry-to-fly/
セントレアで国内初のSAF給油
セントレアでは、国土交通省航空局のSAFのサプライチェーン構築に向けた実証事業として、国内混合SAF(※)が国内で初めて航空機に給油されるなど、国内のSAF利用拡大に向けた取り組みに貢献しています。
詳しくは、国土交通省のプレスリリースをご参照ください。
国土交通省のプレスリリース:https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku08_hh_000043.html
※国内混合SAFとは、輸入したニートSAF(混合前の純粋なSAF)と通常のジェット燃料を国内で混合したもの
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自治体と連携した国産SAFの推進
廃食用油からSAFを製造する国内の資源循環型社会実現に向け、地域の自治体との連携を図り、将来のSAF安定供給を目指した活動を推進しています。
